北京五輪をちょこちょこ見ております。
五輪のような大きな大会では、
精神力とか闘争心ということが
さかんに言われます。
僕自身、チームスポーツの際は
「もっと走れ。もっと厳しく行け。」
とよく怒られました。(笑)
サッカーの大会で同点で試合が終了し
PK戦となった時など弱っちい僕は
自分が外して負けたら嫌やなあ。
蹴りたくないなあ。
どこから集まって来たのか、
ギャラリーもたくさん見てるから
こんなところで外したらカッコ悪過ぎやん。
と本気で思いました。(笑)
緊張でそわそわそわそわして
口の中もカラカラでした。
ところが。
状況は変わりました。
僕は3人目のキッカーだったのですが、
1人目・2人目のキッカーが共に
ガチガチに硬くなってるような蹴り方で
枠にも飛ばず外したのです。
これですごく気持ちが楽になりました。(笑)
自分が外したって
そんなに大したことではないと開き直り、
さらには蹴り方も一つに決まって、
とにかく大事に蹴って枠内に
飛ばすしかなくなったからで、
「それでダメだったとしても
仕方がないとしか考えられない」と
はっきり思ったからです。
そうしたら、入りました。
すごく気持ち良かったです。
でも、チームは負けました。
勝たなければ、自分のゴールなんて
全く意味はないのだと気づきました。
自分だけ楽になっている場合ではないと
思いました。(笑)
下手糞なくせに気分良くなってるなんて、
自分がバカみたいだと思えました。
…もっと練習をしようと思いました。
結構、昔の話です。(笑)
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