近年のルパンにはストイックさとシビアさが足りない!
なんていうか平和すぎて面白くないんですよね。 絶体絶命のピンチが絶体絶命じゃないし、恐れられている人物がむちゃくちゃザコだし。
今回は声優が超絶下手なのが居なかったのは良かったと思います。声優に別段興味はありませんが、去年は酷かった。
この面白く無さは教育関係機関と各報道・出版機関等の攻防が絡んでいるんでしたっけね。
テレビ視聴人口やゲーム、漫画の低年齢化に伴って全国から言語表現、流血表現、性表現などを規制しろーって声が上がっているせいです。
ルパンは子供では分からないくらい専門用語連発していても、全編通して存在するあの「ヤバそうな空気」とルパンのひょうきんさとのギャップを感じて、ドキドキワクワクできたから面白かったんだと思います。
でも最近は映画を見ても字幕の意味がわからないとかの苦情があるらしいので、テレビならなおさらライト、軽くならざるをえないのかなぁ、と思いながら観ていました。
ちなみにこういう規制規制の流れで、自分の娘が赤ちゃんだった頃にお風呂で撮った写真を所持していると罪に問われるかも! って法案が通りかけてます。
これはこれとして、レディコミとかBL本を規制した方がいいと個人的には思いますが…。特に後者は好きな人にとっても若干引く事態になってるんじゃないかなぁと本屋の陳列を見て思いました。
たまには真面目成分が必要かと思ってこんなことを書いてみました。
普段テレビをみないのですが、30分以上テレビの前に座ったのは久しぶりでした。面白くなくてもテレビの前に座らせるルパン凄い。
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