昨日は近所の小学校で卒業式があったようです。 この辺りの小学校では、行き先の中学の制服を着て卒業式に臨む慣習があります。別に私服で行ってもいいんですが、私服で臨む人数は1人とか、そんなレベルの話でした。
卒業式には予行練習というものがついてまわりますが、小学校のそれは苦行でした。
本当に丸ごと卒業式をリピートするような作業、小学生の集中力では保たないような長丁場の合唱練習、半ばヤケクソで「早く帰りたい」の魂を歌に乗せてシャウトする生徒たち。「――静かになるまで○○秒かかりました」とか、もはや風物詩ですね。
年齢や成功率を考えれば繰り返して練習するのは当然の措置なのかもしれませんが、半分くらいは私情が入っていたように思えてなりません。
そんな訓練を乗り越えた戦士たちが、誇り高き制服を着て臨むのはごく当然のことなのです。
卒業式後に待つ途方もない開放感(解放でも可)と高揚。それと少しの不安。
中学生活が楽しいといいですね。
というようなことを信号が赤から青に変わる間の5秒くらい考えました。
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