「冷たい~早くして!」と言われながら撮影したこの写真
まるで氷のようなこちらの石は【ファントムセレナイト】
実はもの凄い石なんです!何が凄いかというと、、
氷のようでありながら生まれ育ったのはなんと
マグマのすぐ側にある気温50℃、湿度100%の洞窟
今、世界が注目するメキシコはチワワ州ナイカにある
この洞窟内部には、数百もの驚くべき超巨大な結晶が
中空へ向かい折り重なる様にして力強く伸びています
今回、嬉しい事にそんな『世界最大結晶洞窟』からはるばる、
結晶の一部が私達のもとへとやって来てくれました!
つい先日、NHKでこの巨大洞窟の特集番組を観たのですが
ご覧になった方もいらっしゃると思います、、
洞窟内は猛烈に暑く、入り口が鉄扉で塞がれています
一瞬入っただけでもめまいがするそうです
もちろん普段の格好では入る事が出来ない為
氷の入った冷却スーツを着用し、冷却装置を背負い、
これだけで10㎏近くの負担が掛かります
従って宇宙へ行くのと同様、一年ほど訓練をし
それでも中にいる事が出来るのは1時間が限界だそうです
そうやって短い時間で繰り返し繰り返し探索し
おおよそ洞窟内部を把握出来たそうです
洞窟探検家や科学者、物理学者、様々な専門家達により
明かされた事実のなかで、とても感動したことがありました
それは、、
50万年という悠久の時の中で育った結晶は
わずかに数℃低くても、わずかに数℃高くても
あのように巨大に成長する事はなかったということでした
自然の神秘と人間の情熱の塊である眼前の結晶の姿に
ゾクゾクする鳥肌と同時に熱~いものを感じました
小雪
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